ハムラ法

最終更新日:2020年1月23日  投稿日:2017年10月17日

ハムラ法が向いているのは
下まぶたのたるみが多い人

ハムラ法は、目の下の膨らんでいる脂肪(泣き袋)をくぼんでいるところに移動させて、目の下のたるみを解消する方法です。そのため、目の下のたるみだけでなく、皮膚のたるみや小ジワも目立たなくしたいと考えている人に向いています。

脂肪を移動させると同時に余分な皮膚を切り取るので、目の周りの小ジワも同時に目立たなくすることができるのがメリットです。

ハムラ法の基礎知識

目の下のたるみ解消効果の持続性は？

ハムラ法は自分の脂肪で目の下のくぼみを埋める施術方法です。基本的に1回の施術で効果をキープしやすいと言われています。

ハムラ法が失敗した場合は下まぶたが反った状態になってしまい、修正のために治療が必要ですが、納得のいく形を作れた場合は、再施術が必要なケースは少ないようです。

ハムラ法の流れ

1. カウンセリング
   目の下のたるみに悩んでいる方に、どんな施術方法が良いかを医師が見極めます。医師と患者、両方がハムラ法を施すことに合意すれば施術準備に入ります。
2. マーキング
   切開して眼窩脂肪を除去する部分と、眼窩脂肪で膨らんでいる部分を分かりやすいようにマーキングします。
3. 麻酔
   切開する下まぶたに局部麻酔を行います。起きたままの施術が怖いという方のために、静脈麻酔を使用して眠った状態で施術を受けられるクリニックもあります。
4. 施術
   マーキングした線にそって、脂肪を移動させて目の下のくぼみに補完したりします。施術はおよそ2時間で終了します。

術後の経過について

• 痛み
  軽くジンジンする程度の痛みが1～2日ほど続きます。個人差はありますが4～5日で痛みは落ち着きます。
• ダウンタイム
  メイクは抜糸の翌々日から可能です。抜糸する時期は医療機関によって異なりますが、多くは5～7日目に行います。また、抜糸後も1～3か月ほどは赤みが残ります。
• アフターケア
  むくみや内出血が出ることがあるので、患部を冷やしたり薬を処方されたりします。また、施術後は一時的に目の開きがよくなってドライアイを引き起こすこともありますので、目薬や眼軟膏が使用されます。

ハムラ法の金額相場

ハムラ法の相場は、麻酔代やアフターフォロー代金も含めると300,000円～500,000円ほどです。まぶたにメスを入れるハムラ法は高度な技術を必要とする施術なので、値段が安いからと安易に飛びつかず、実績があって信頼できるクリニックを選びましょう。

ハムラ法のメリット

ハムラ法のメリットとして、たるみやシワも同時に目立たなくできるということが挙げられます。

皮膚にハリが出る

ハムラ法は、脂肪を移動し、余った皮膚と筋肉を引っ張ることで皮膚にハリを出すことが可能です。医師には高い技術が求められるのですが、数あるたるみ治療の中でも効果を実感しやすい方法とされています。

自然な仕上がりになる

ハムラ法は自分の脂肪を移動させる施術法です。元からあるものを広範囲に切除することがないため、自然な仕上がりに期待が持てます。

たるみやシワが一度で改善される

ハムラ法はたるみやシワが一度で改善されるのですが、これが一番のメリットと言っても過言ではないでしょう。眼窩脂肪の切除を最小限に留めた上で目の下へ脂肪を移動させるため、くぼみみを目立たなくさせ、目元のシワを引き伸ばして目立たなくします。

ハムラ法のデメリット

ハムラ法のデメリットとして、目元にメスを入れるため、ダウンタイムが長くなってしまうということが挙げられます。

メスで皮膚を切開する

ハムラ法はメスで皮膚を切開するため、その点に関しては抵抗や恐怖心を持ってしまう人が多いでしょう。

外反が起きやすくなる

皮膚や筋肉を切開し過ぎると、外反と言われる下まぶたがめくりあがる「あっかんべー」のような形に仕上がってしまうことがあります。切開する範囲をしっかりと見極める必要があり、医師には高い技術が求められます。

ダウンタイムの期間が長い

切開する施術ですので、ダウンタイムの期間はメスを入れない施術法よりも長くなってしまいます。施術後は自宅で安静にしておく必要が出てくるでしょう。

ハムラ法を受けた人の口コミ

• とても自然な目元をつくってもらいました！
  目の下の脱脂をしたいと考えていましたが、脱脂をするとへこんでしまう場合があるらしく、脂肪を移動させるハムラ法に切り替えました。おかげで希望通りの目元を手に入れることができ、お値段以上の価値はあったと満足しています。（年齢不明・女性）
• ダウンタイムは長いけれどやってよかった
  目の下のふくらみやクマが気になってしまい、仕事にも影響が出そうだったので思い切ってハムラ法をしました。施術後は目が充血したり涙が止まらなかったりしましたが、2週間ほどで腫れは引き、理想通りの若々しい目元になれました！（40代・男性）

成田医師からのコメント

年齢を重ねるごとに気になる目の下のたるみは、皮膚のハリが低下するとともに目の下に脂肪が溜まることで目立ちやすくなります。

目の下の脂肪は痩せても落ちにくく厄介なもの。そんな脂肪を切開して目の下のくぼみに移動させるのがハムラ法です。

たるみの原因を根本的に改善することで満足いく効果を得られる人が多く、同時に小ジワを目立ちにくくすることもできます。

しかし、施術には痛みを伴い、長いダウンタイムが必要になります。また、施術法によってまぶたが沿ってしまうリスクもゼロではありません。

※掲載された医学的情報は、医師やその他医療従事者による診断に代わるものではありません。治療に関しては、医師や資格を持った医療従事者の診断を必ず受けるようにしてください。

※本サイトに掲載されているクリニックや特定の商品に関して、監修いただいた医師が勧めるものではありません。

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